2009-04-13

NSF100シェイクダウン

12日日曜日もてぎサーキットの朝は推定気温5〜6度と3シーズン用の寝袋と5〜6人用のテントでは肌寒いくらいだった。

6時になるとぽつぽつメンバーが起き始めそれぞれが、黙々と自分に課せられた仕事をはじめた。
ケータリングでのコックはテキパキと料理をつくりテーブルに並べる。トマトソースベースのパスタと卵サンドが今日のメイン。サラダはポテトサラダに卵とハムが追加されたスペシャル。ベーコンともやしのあっさりスープ。仕上げはカットされたオレンジのデザート。
すべては、ライダーが11時20分からの走行に備えるために考えられている。最終は16時10分までの4本だ。

さくっと食事をすませて、もてぎサーキット施設の北側にあるショートコース「北ショート」へ移動する。移動はワゴン4台+1台。
マシン1台にしては大げさかもしれないが、タイヤやカウリングなどパーツ、工具類を含めるとどうしても大所帯になってしまう。
F1やmotoGPのパドック風景を思い出していただきたい。写真には1台しか無いように見えるが周囲を囲うように4台のサポートカーがいる。2匹の番犬付きだ。メディア対策もかねているのだ。
準備完了

マシンを下ろしジャッキアップ。最終チェック。
今日の初走行のため事前に車体はチェック済みで、前後ブレーキのエア抜きとタイヤのエア圧、ワイヤリング、サスペンションセットの確認を行う。
サスペンションはセオリー通り最弱にセット。走行中可動幅いっぱいストロークさせたいため。
走行時間10分前に押しがけでエンジン始動しブリッピングしながらゆっくりと暖機する。予想通り気温も上がってきて最高のコンディション。タイヤもパフォーマンスを発揮できるだろう。

Pラップをセットして第1ライダーがコースイン。
第3ライダー体制のチームは走行枠が30分なので一人10分走行計算だ。982.1kmのコースで1周46秒で走ることができれば過去の結果を見ると選手権で優勝できる。
今回はニューマシン、ライダーのシェイクダウンなのでタイムは関係ない。1回目の走行では、各ライダーポジションやエンジンフィール、車体の挙動を慎重に探っていた様子だ。ライダーから、サスペンションを固めてくれるように要求があったが2回目の走行枠で標準セットにすることが予定に組まれていると伝える。

第2走行までの合間にフロントのイニシャル、リアの圧側、伸側を標準値にセット。走行振動によるボルトのゆるみもチェック。
この時、リアブレーキキャリパー付近にオイル滲みを発見。速やかにニップルを増し締め洗浄した。Pラップセンサーも適正位置に装着したことを記しておこう。
2回目の走行まではエンジンのチェックもかねているので、ライダーは車体すべてのチェック、エンジン回転数制御を行って走行しているのだ。
気温、路面温度も高温となりシビアな操作の要求させるライダーには過酷な条件だがこれといったトラブルも無く無難に走行してくれた。

3回目の走行までにエンジンオイルの交換を行う。
フリクション低減のためニューマシンはこまめに交換を行いたい。初始動からスポーツ走行30分×2本でいい頃合いだ。
最初に入っていたオイルは初期スラッジが出るので各種ケミカルが入っていたスペシャル。
新しいオイルは純正品のようだが、事実上ワークスの桜○ホンダで購入したらしいので中身はわからない。(マシンも)

規定値の0.9l入れ、ドレンも規定トルクに締め付けワイヤリングする。3分エンジンアイドリング後レベルゲージにてチェック。
これでライダーは全開走行にができるようになった。
第1ライダーがコースイン。徐々にペースアップし、ライダーの慣らしも順調のようだ。
しかし、交代時間まえにピットイン。
予期せぬピットインだったためトラブルが発生したのかと心配したがライダーのオーバーヒートによるものだったので、第2ライダーに交代しそのまま走行してもらった。この時ライダーは頻繁なクラッチ操作で左手に過度の負担をかけてしまいコントロールに支障がおき走行続けると危険と判断したためピットインした様子だ。
また4回目の走行時、リアからの異音でピットイン。不具合は見つからず再走行したが異常はなかったのでブレーキキャリパーになにか石粒などが挟まり一時的に引きずり音したのだろうと判断した。

ライダー3名による全4枠の走行が終了し転倒、トラブルもなく順調な立ち上がりだった。

撤収後、寺崎にあるうどん屋でミーティング後解散となった。

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前の日からキャンプサイトで飲んで朝からばくばく食って、元気にサーキットで一日楽しんだーってお話でした^^

2 コメント:

× さんのコメント...

そっか、よそ行きに書くと、こうなるのね(^_^;。

お疲れでした〜(^_^;。

shin_g さんのコメント...

うん^^;
記録簿的にしたかったから。
やり忘れもあるですよ。
フロントのストローク量を見るためにインシュロック巻くの忘れたし。。

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